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マリーナベイ・サンズ|写真で見ていたあの「蓮の花」に会いに行こう

マリーナベイ・サンズのすぐ目の前にあり、空に向かって蓮の花が咲いているような白く美しい建物、アートサイエンスミュージアム。

蓮の花をモチーフにしたその建物の下には、取り囲むように蓮池が広がっています。

写真で見ていた本物に出会える場所

この蓮の花は、シンガポールに来る前にプロのカメラマンが撮影した写真を見て、「見たい!どんなところだろう?」と思っていたので、シンガポールのマリーナベイを背景に本物の蓮を目にしたときは本当に感動しました。

湾を背景に、言葉にならないほど美しい景色が広がります

なぜ蓮の花をブログのごあいさつ画像に選んだか

なぜ、この蓮の花をブログのプロフィールページの画像に選んだかというと、それは神秘的な美しさに加えて、蓮にまつわる様々な言葉があるから。

蓮の花言葉は、「清らかな心」「神聖」など。

これは、ハスが泥水の中から生じて、気高く清らかな花を咲かせることに由来しています。

蓮にまつわるさまざまな言葉

泥中の蓮 / 蓮は泥より出でて、泥に染まらず

煩悩や俗世の汚れの中にあっても、これに染まらず清らかで美しい、また、清廉でいさぎのよい人物のたとえ。

引用元:コトバンク

蓮の葉には、超微細な凹凸による優れた撥水効果(ロータス効果)があります。葉っぱの上に落ちた雨水は水玉になり、水玉は葉の表面を転がり、汚れや泥を絡め取りながら中心にたまり、そして流れ落ちます。

この蓮の葉の効果により、泥の多い池や沼で成長しながらも、その葉や花は決して泥まみれになることなく、きれいな状態を保っています。

そこから、「どんなに辛く厳しい状況・環境でも、蓮の花のように悪い影響を受けることなく心の清らかさや美しさを失わずに保つこと」をたとえて泥中の蓮といいます。
(中国の故事)

この泥あればこそ咲け蓮の華

江戸時代の俳人 与謝蕪村の呼んだ句歌に「この泥あればこそ咲け蓮の華」があります。

蓮には変わった性質があり、泥がなければ、美しい大輪を咲かせることはできないそうです。真水のようなきれいな水だと、小さな花しか育たないのです。

蓮は泥の中の栄養を地下茎で吸収することができるため、濃い泥水であるほど蓮にとっては栄養(窒素・リン)豊富。そのため、厚く濁った泥の中からでも美しい花を咲かせることができると言われています。

私たち人間も同じで、さまざまな苦悩(=泥)があるからこそ、他者の苦悩や悲しみを理解し、ひとの気持ちに寄り添うことができるのではないでしょうか。

また、勇んで難につき、鍛錬することで、人はそれを糧に成長することができるのだと思います。

 

蓮の花ように水の上に茎をのばして花を咲かせよう

私たち家族は駐在ではないので、自分達の意思で今シンガポールに来ることを決めました。

シンガポールはいいところですが、
私にとっては生活にも食事にも慣れた、そして教育も医療も安価で受けられ、保育園や学童が整い、社会保障も充実している日本の方が暮らしやすいなと思います。

朝から夜まで預かってくれる保育園があって、給食も出してくれて、体調が悪ければすぐ見てくれる小児科が近所にたくさんあって・・・だからこそ、今まで他に誰の力も借りずにフルタイムの仕事に集中できていたのだと、日本の保育園と医療制度のすばらしさ、ありがたさを心底感じています。

子供たちも、突然英語環境におかれ、100%の力が発揮できないこと、本来の自分でいられないことにもがいています。
大変だなあと思うことも多いけど・・・それでも、この生活から得られるものがきっとある、と信じたいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。また来てくださいね!
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