シンガポールへ引越

シンガポールで家探し!②失敗しないコンドミニアムの選び方&検索サイトの使い方【在住者が答えます】

前回は「シンガポールの物件とエリア、エリア別の家賃相場」についてご紹介してきました。

シンガポールで家探し!①5ステップで探すコツとエリア別家賃相場【在住者が答えます】シンガポールへの引っ越しを決めたとき、まず気になることの1つは『家探し』ですよね。 我が家はいわゆる駐在ではないので、前任...

Step3: シンガポールで重視したい条件とは?

子どもたちの学校を決め、シンガポールの物件とエリア・相場観を理解したうえで、自分たちにとって譲れない条件とそうではない条件をリストアップしていきました。

Step1: 子どもがいる場合、まず子どもの学校を決めて入学手続きをする
Step2: シンガポールの物件とエリア、家賃相場を知る
Step3: シンガポールの物件探しで希望すべきポイントを検討する
Step4: シンガポールの不動産検索サイトで物件を検索する
Step5: 内見のアポを取り、見学(+ビデオ撮影)し、契約する

ここで注意したいのが、
「譲れない条件は、前提となる環境・風習によって大きく異なる」ということ。
日本で住むときの譲れない条件を
そのままシンガポールに当てはめると、失敗のもと
となります。

例えばコンビニ・・・
日本では、コンビニって日用品から温めれば立派な食事になるお弁当など何でも売っていて便利ですよね。コンビニにまでの距離を重視している方も多いと思います。

でも、シンガポールでは別。

多くの駅前やモールにはセブンイレブンが入っていますが、ちょっと飲み物を買うくらいで生活の戦力にはなりません。このように所変われば、重視するポイントも異なります。

コンドミニアム選びで重視したポイント

コンドミニアム選びで私が重視したポイントとこだわらなかったポイントはこちら。

重視して正解だったポイント

  • 中層階以上
  • 備え付けの収納スペースが多い
  • キッチンが広い・使いやすい
  • リビングが広い
  • 家全体が明るい
  • 水回りがキレイ
  • 乾燥機がついている・専用の室内干しスペースがある
  • 駅近(10分以内)
  • (古い物件なら)総リノベーション済
  • (できれば)直近に住んでいたのがオーナー

こだわらなくて正解だったポイント

  • 築年数
  • ダストシュートの位置
  • 高層階(20階以上)
  • バスタブ

こだわらなかったポイントのうち、
「築年数」「ダストシュートの位置」「高層階」はシンガポールの家探しで多くの人が「これは外せない」と言っているポイント。でも、自分はこだわらなくて正解だった・・・が結論です。もちろんこだわっても問題ないですが、できるだけ賃料をおさえたい我が家。こだわると物件数が減ってしまう&賃料が高くなってしまうから。

築年数って10年超は本当にダメ?

シンガポールの家探しにあたってはよく「築3~10年の物件がよい」と言われています。

一見きれいな新築物件でも、
住んでみたら施工不良に見舞われることが多いので、前の借主が一通り修理し終えた2~3年後の物件が安心、というのは駐在さんだけでなくローカルの方にとっても常識。これは正しいと思います。

その一方で、10年超の物件はどうでしょう?
もともと気密性の低い簡単な作りの建物ですし、1年中高温多湿で雨も多いシンガポールでは建物全体の老朽化は避けられません。それも事実だと思います。

でも、我が家は築20年以上のよく管理された老舗のコンドミニアム

しかも、オーナーさんがおしゃれに総リノベーションして住んでいた物件なので、室内の老朽化はほとんど気になりません

それどころか、オープンキッチンは広くて使いやすいし、収納スペースもたくさんあって、空いている棚がまだまだたくさんあったり。居室・廊下以外に専用の室内干しスペースがあるので、誰が来てもランドリーエリアが目に入らないし、天井が高く家の中が全体的に明るくてとても気に入っています。

共用部やエレベーターなど建物自体を見ればたしかに老朽化しているので、「じゃあこの建物を購入しますか?」と言われたら購入しませんが、キッチンやシャワーなどの水回りや電気関係のトラブルも一切なく、共用部も掃除と手入れが行き届いているので、住むうえでは何の問題もありません。プールもジムも気持ちよく使えています。

築10年未満の物件に住んでもトラブルに見舞われている方もいるので、物件はまさに出会い。10年以上だからという理由だけで検索サイトでバッサリ切ってしまうのではなく、写真の感じが悪くなければぜひ実際に内見をして、建物の老朽化が生活に影響する程度なのかどうか見て決めると良いんじゃないかなと思います。

特に、キッチンやバスルームを丸ごと取り換えるような大掛かりな総リノベーションをされている物件、直前にオーナーさん自身が住んでいた物件はおすすめです。

ダストシュートが家の中って本当にダメ?

シンガポールの集合住宅(コンドミニアムやHDB)には「ダストシュート」が各フロア、または各部屋ごとにあって、ゴミを下まで落として回収するという方法を取っています。

家庭内のゴミを24時間365日いつでも分別なしで捨てられる優れもの。
デリバリーフードの残りも、赤ちゃんのオムツも、届いた荷物の段ボールも、ダストシュートの扉より小さくできる物であればなんでも捨てることができます。

でも、いいことばかりではありません。
ダストシュートをつたって地階からゴキブリがあがってくることがあるので、「ダストシュートが家の中にある物件は避けた方がいい」というのも駐在さんの間でよく言われていること。

でも、我が家では室内のランドリーエリアにダストシュートがついていますが、ダストシュートの隙間から虫が出てきたことは一度もありません

ローカルの方が書いている記事で、ダストシュートから虫が出てくるケースは、ダストシュートそのものの問題だけでなく『部屋の衛生状態も大きく影響する』とあったので、

部屋掃除を丁寧にすることに加えて、ダストシュートからごみを捨てるときも、ゴミ箱の中身や生ごみをそのまま捨てることはせず、必ずゴミ袋にまとめたり扉を1秒たりとも開けっ放しにしないアルコールスプレーをダストシュートの扉の内側に定期的にスプレーしてアリや蚊・コバエの侵入を防いでいます。

確認すべきはダストシュートの位置ではなく「劣化」。ダストシュートの扉のしまりが悪い、隙間があいている、ダストシュートまわりが汚い場合は、その物件はおすすめしません。

そもそもシンガポールでは、ダストシュートが家の中になくてもあらゆる隙間から虫が侵入する危険性があり、「ダストシュートの有無って関係なくない?」が私の実感です。

高層階なら本当に虫は来ない?

マンションの高さを表す言葉に「低層」「中層」「高層」があります。

シンガポールの不動産検索サイトのフィルターにもFloor levelとして「Ground」「Low」「Mid」「High」「Penthouse」があるのですが、何階までをMid、何階からをHighと呼ぶという決まりはないそうで、サイト内のFAQにも「明確な決まりはなく主観的な表現なので、20階建てなら10階はMidになる」という記載がありました。

なので、検索時には「High」に絞らず「Mid」「High」とし、詳しい物件情報をみて判断するのが良さそうです。

シンガポールでは、想像以上にアリ、蚊、ヌカカ、ゴキブリ、その他害虫が多く、定期的に行われるペストコントロールであぶりだされた虫が直接室内に逃げ込んでくることもあるので、低層階に住むことは絶対におすすめしません。

ただ、20階ならゴキブリもアリも絶対に出ないということはなく、エレベーターに乗って運ばれてきたり、荷物についてくることもあります。しぶといので20階くらいなら柱伝いに自力で登ってきたりもします。網戸がないので、窓からカナブンやハチが入ってくることもあります。

なので、低層階は避けるという意味で10階を一つの目安にすれば高層階にこだわらなくても良いのでは、というのが実感です。

もっと重視すべきだったポイント


最寄りのスーパーの種類

我が家の最寄りのスーパーはフェアプライス (FairPrice)。
日本なら、スーパーならどこでも大差ないので気にしなかったのですが、

フェアプライスには
ビーフとサラダが売ってない!

チキンもポークも臭い気がして、最寄りの
フェアプラでは肉が買えない!

フェアプライスではなく、ビーフとサラダが買えるフェアプライス・ファイネスト(FairPrice Finest)が最寄りのスーパーだったらよかったのに・・・というのがシンガポールに住むまで気づかなかったポイント。コールドストレージはクオリティの割に割高なので、私は断然ファイネスト派です。

フェアプライス・ファイネストは、野菜・フルーツの品ぞろえと品質がよく、通常フェアプライスで売っているものに加えて、高級食材やワイン、面白い輸入食材の取り扱いがある店舗。

フェアプライス・エクストラは、トマトや牛乳からちょっとした家電まで揃う大型店舗。食料品の価格はフェアプライスと同じかな。

フェアプライスは、シンガポール最大数の店舗数(約200店)を誇る言わずと知れたローカルスーパー。サラダやお惣菜の取り扱いはないものの、日常生活に最低限必要なものはほぼ手に入ります。


前の住人のペット有無

家具・家電つきの家を借りる場合、前の住人がペットを飼っていたかは要注意。日本では家具・家電つきの家を借りたことがなかったので、シンガポールに住むまで気づかなかったポイントです。

シンガポールでも入居前に前の住人がハウスクリーニングをするので、その点ではきれいな家に入居できると言えるのですが、問題は家具・家電

ハウスクリーニングしても、家具・家電は丸洗いできないので、アレルゲンが残っていて入居後、謎に皮膚や目がかゆくなるなどアレルギー症状が出てしまいました。

家具・家電つきの家を借りる場合は要注意です。

 

Step4: シンガポールの不動産検索サイトで物件を検索する

家探しに使うサイトはコレ!

シンガポールの家探しに使うサイトは、「Property guru」と「99.co」

シンガポールで個人が賃貸物件を見つける際に頼りになるのが、この不動産検索サイト。この2つをうまく使えば、シンガポール全土の賃貸物件はほぼ全てカバー可能です。私は日本からの検索でも、日系の不動産業者・不動産情報は一切使いませんでした。

どちらのサイトも上のメニューバーの「Rent」をクリックし、家賃やエリア、広さなどの細かい条件でフィルターをかけていきます。

マーケットリーダーはProperty guruですが、個人的には99.coが使いやすくて好み。それぞれ検索の特徴や同じ物件でも載せてある写真が違ったりするので、両方のサイトで情報収集することをおすすめします。

Key wordに「sauna」なんて入力して検索するとサウナ付きのコンドミニアムを検索出来たりするよ。件数が結構あってびっくり

もちろん2つのサイトでコンタクト先となる不動産エージェントはシンガポールの方。やり取りは「英語」になりますが、シンガポールの方は短くシンプルな英語を使うので、不自由さはそれほど感じないと思います。多くが個人事業主として活動しているので、入居後に困ったことや聞きたいことがあった時に連絡すると365日速攻で返信が来て、大家さんに確認を取ってくれたり、エージェントさんのツテで様々な業者さんを紹介してくれたり。さすがのローカルパワーでアフターフォローしてくれるので、やり手のローカルエージェントに出会えれば、日本のエージェント企業より強力なことは間違いないです。

Property guru

賃貸はもちろん、購入に強いのがProperty guru。そのため、コンド別の細かい情報や空き状況のデータが充実しています。借りたいコンドミニアムの目星をある程度をつけてあって、比較して決めたい方には使いやすいサイトです。

99.co

99.coでは、MRT駅や学校からの距離、地区や頻繁に訪れる場所までの移動時間などいろいろな角度から検索できるので、賃貸物件を幅広く探したい方におすすめの便利なツールです。

家探しで使われる英単語

シンガポールでの家探しでよく使われる英単語をご紹介します。検索サイトや問い合わせ、契約時に必ず出てくるので、事前に確認しておくと便利です。

condo(condominium) コンドミニアム
walk-up エレベーターのない低層物件
floor plan 間取り
floor area (sqft) 床面積
built year 建築年
studio ワンルーム
1BR (1 bedroom) 1LDK
2BR (2 bedroom) 2LDK
1-bedroom / 2-bedroom 寝室1つ /寝室2つ
bedroom 寝室
living room 居間
bathroom シャワー/洗面台/トイレ
bathtub バスタブ
kitchen 台所
amenity (amenities) 設備
laundry ランドリールーム
community room 集会室
storage 収納スペース
bike storage 屋内自転車置き場
rent 家賃
deposit 保証金
broker fee/agent fee 仲介手数料
real estate agency 不動産業者
renovated リノベーション済
furnishing 備え付け
fully furnished 家電・家具付き
partially unfurnished 一部家電つき(冷蔵庫、洗濯機、乾燥機つき)
unfurnished 家電・家具なし(新築物件に多い)
washing machine 洗濯機
dryer 乾燥機
microwave 電子レンジ
viewing 内見
rent 借りる
landlord 大家さん

 

Step3・4のまとめ

シンガポールの検索サイト2つを使って、内見したい物件を数件に絞ったら、エージェントにサイト経由またはWhat’s upで連絡をとります。次はいよいよ内見。

次回は内見のポイントから契約までの流れをご紹介します。シンガポールで賃貸物件を探されている皆さんが、いい物件に出会えますように。

最後までお読みいただきありがとうございます。また来てくださいね!
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