子どもたちに「今まで行った公園のすべり台で、どれが一番好き?」と聞くと、即答で出てくるのが『ブキットバトックのすべり台!』。
背の高いチューブのすべり台は見晴らしもよく、スリル満点。
公園には、①5歳から12歳の子どもが遊ぶエリア、②2歳から5歳までの子どもが遊ぶエリア、③地域の人々のジョギングやウォーキングに最適な遊歩道 もあり、小さい子どもからお年寄りまで幅広く楽しめる公園です。
5歳から12歳のプレイエリア
公園のシンボル的存在なのが、この大きなチューブのすべり台。公園の外からも見える圧倒的な存在感。大きな複合遊具になっていて、全身を使って網を登り、トンネルをくぐって進みます。
橋を渡るといよいよ、すべり台。ドキドキしながら梯子を慎重に登っていきます。
頂上まで登ったら、チューブの中を一気に降下。息子は毎回手をバンザイにして滑り降りていて、まるでウォータースライダーでした。
チューブが金属製ではないので、晴れた日に熱くなりすぎないのもポイント。すべり台の出口は少し離れた、一段下のエリアにあるので、出口で他のお友達にぶつかる危険も少なく、安心して滑り降りることができます。
2歳から5歳までのプレイエリア
2歳から5歳向けには、小型の複合遊具やシーソーなどがあります。
雷が鳴ったら直ちに屋内へ!なんて、シンガポールならではの注意書きですね。
公園に隣接するHDBのプレイグラウンドには、もう少し充実した複合遊具があり、3歳から8歳くらいまでの子どもにちょうど良い大きさ。たくさんの子どもたちが走り回っていました。
ジョギングやウォーキングに最適な遊歩道
ブキットバトック・ネイバーフッドパークは、駅前にも関わらず起伏のある地形を生かして作られた面白い公園で、中央には小さな丘(Fuji Hill)、丘に続くミニトレイル、丘をぐるりと囲む遊歩道が整備されています。子どもからお年寄りまで、家族全員でからだを動かすのにぴったり。
屋根つきの休憩スポットも点在。
丘からの景色。登りきったところには広々とした展望デッキがあって、休憩したり、子どもが走り回ることができます。よく整備された園内が見渡せる気持ちのいいスポット。
丘の上の展望デッキからは、階段を使って高架遊歩道に出ることができます。
この遊歩道、夜になると全面ライトアップされてとってもきれい。お近くの方は、ぜひ日が沈んだ後の夜の公園を訪れてみてください。
最寄りの自動販売機
シンガポールの外遊びに欠かせないのが水分補給。公園内に自動販売機はありませんが、隣接するHDBに自動販売機が設置されていて、スポーツ飲料やアイスティーなどが売られています。持参したものを飲み切ってしまっても、これなら安心ですね。
アクセス
ブキットバトック・ネイバーフッドパークは、North South LineのBukit Batok駅、Exit Dから徒歩約5分。
Exit Dを出たところに反対側に渡る横断歩道があるので、そこで渡れば5分程度で到着します。(Exit Dすぐの横断歩道を渡らないと、かなり先の歩道橋まで道が渡れないのでご注意ください)
駅のすぐ近くにこんな公園があるなんて、シンガポールって素敵ですね。
公園のあるBukit Batok駅は、Jurong Eastの隣駅。
Jurong EastはEast West Line/North South Lineの接続駅であり、ウエストエリア最大のショッピングスポットでもあるので、Jurong Eastでの買い物ついでに1駅足を延ばし、夕方おもいっきり遊ばせてから夜のライトアップまで見て帰る・・・そんなプランもおすすめの公園です。